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会社を辞める前に

転職のために元いた会社を辞める際には、会社より借与されていたものを返したり、また受け取るべき書類などがあります。返却するのは、身分証明書、社章、定期券、名詞、健康保険証、制服、事務用品・備品等です。間違っても「記念に」などと持ち帰ってはいけません。きちんと返却しないと訴訟を起こされることもあるからです。特に注意すべきは、設計書や著作権なの社外秘扱いの資料です。開発したプログラムや設計図のデータが入ってる媒体を持ち帰ったりコピーしたりすることは、例えあなたが作ったものでも、その権利は会社が保有してるのであり、コピーしたものを売り払ったりしたら業務上横領もしくは窃盗になります。著作権なども誰のものなのかをきちんと確認してから扱い方を決めましょう。その他、仕事上で取得した名刺の返却を求める会社もあります。そういうときはおとなしく言うことを聞いてください。ただし、名刺の情報そのもの(コピーや転記など)の持ち帰りに問題はありません。いままで培ってきたコネはこれからも有効ですから、ぜひ確保しておきましょう。

 

次に会社から受け取るものですが、まず大切なのは離職票と源泉徴収票。離職票はあなたが辞職したことを証明する書類で、雇用保険の失業給付を受ける際に必要となります。これがないと失業給付を受けられなくなりますので無くさないよう注意しましょう。普通は退職から10日以内に会社から送付されますが、もし10日経っても届かないようであれば会社に請求しなければいけません。もし会社の都合で発行が遅れるとしてもハローワークには自分で申し出てください。基本的に会社は何もしてくれません。会社にハローワークへの連絡までする義務はないからです。在職時はすべて会社がやってくれましたが、ひとたび会社を離れたら会社はもはや会社とは無関係ですので頼ることができなくなります。気を引き締めてください。では倒産などで離職票が受け取れないといった場合はどうすればいいのかというと、いままでの給与明細を必要になります。それを集めてハローワークの窓口に持参し相談しなければいけません。給料明細はしっかりと取っておくことが重要ですね。源泉徴収票は、所得税の年末調整および確定申告で必要となります。その年の内に再就職が決まれば、その就職先で年末調整時に必要ですし、就職が決まってなければ、自分自身で税務署に行き源泉徴収に基づいて確定申告をする必要があります。もし所得税の納めすぎの場合、返ってきます。

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Last update:2018/9/5