転職がしたいと考える人の多くは、ただ漠然と転職を考えていてふと思い立って転職活動を始める人がいます。しかしそのような状態では転職活動によって新しい就職先を見つけられたとしても、前の会社の方が良かったのでは・・と後悔するようなことにもなりかねません。後悔しないためには転職が目的ではないという事を認識しておくことが重要なのです。自分の持っている能力をこういう仕事に役に立てたい、だからこういう企業に転職したいという明確な目標を定めることがなにより転職活動の第一歩です。ただ「現在の給料に満足できないから」というだけでは、転職は成功しないと肝に命じましょう。結局転職活動にいきずまり、現在より悪い条件の企業へ転職をしてしまうということになってしまわない為にも、転職活動を始めるその前に、転職する理由や目的を書き出して、目に見える形にして自分なりにその理由や目的が本当に転職の理由になり得るのか、現在いる会社で本当に達成できないのかを熟考して決めることが重要です。
転職活動とは、自分を売り込むための営業活動と考えると良いかもしれません。営業活動において最も重要なことは商品に関する知識です。営業先に商品のことを尋ねられて、分かりませんと答えることはできませんよね。そうなら無いためには商品つまり自分のことについて勉強しておく必要があります。そのためにも、まずしっかりと自己分析を行っておくことが重要になります。自己分析というと難しく思われるかもしれませんが、必要なものは紙とペンだけです。まずは自分が今まで経験した仕事内容を携わった順番にすべて書いていきましょう。仕事と仕事の間には少しスペースを空けておき、その仕事で自分が主に得た知識や褒められた点、怒られた点、失敗したこと、成功したこと、自分なりの工夫などを思いつくことすべて書き込んでいきます。そうやって完成したものが現在の自分が持っているキャリアということになります。これを武器に転職活動を行っていくことになります。重要なことである雇用保険の基本 や、良い点悪い点、すべてを把握しておくところです。また家族や友人などに自分に対する客観的な意見をもらうのも、自分に対する視野が広がって良いでしょう。
明確にこの仕事をするにはこの会社でないいけないと、定まっている転職希望者はほとんどいないと思います。まずは自分が希望する条件に合う会社を探すところから転職活動はスタートします。この転職先を決める作業には、情報が何よりも大切になります。自分がしたいと思っている仕事内容や付随してくる待遇、はたまた職場の人間関係やら、企業自体の内情など調べることは山ほどあります。ではそのような情報はどのようにして得るのか。ここで人材紹介会社が役に立ってきます。人材紹介に登録してコンサルティングに情報を教えてもらうという方法は負担も少なくかなりの成果が期待できると思いますし、人材紹介会社によってはマナー講座などを無料で受講することが可能です。その他自分で調べてみる方法としては、インターネットで情報を得る、関連書籍(新卒就職試験対策として企業の情報が掲載された書籍が多数販売されているのです)を購入して情報を得る、転職を希望する業界が発行している新聞を読む(図書館などで無料で拝読できます)などが挙げられます。コンサルティングも一般的には手に入らない情報を教えてくれますが、それ以上に自分でも様々な媒体をチェックしておくと良いと思います。なにより幅広い、そして最新の情報を手に入れるよう心がけましょう。
【一口メモ】転職には手に職を!大型免許(合宿)なんでどうでしょう。
2018/9/14 更新